クリーム色の彼岸花
2017.9.19
今年初めて、病院敷地内のもくれんの木のすぐ下に、この珍しいクリーム色の彼岸花が咲いてる事に気づきました。
先週の金曜日あたりから、クリーム色の彼岸花が咲き出しています。
きっと、どなたか、植えて下さったのでしょう。
季節を感じる花です。
読んで字のごとく、”彼岸に咲く花”ということでこの名がついたと言われています。
”彼岸”と言っても、この花は『秋のお彼岸』に咲くお花です。
9月の中旬から10月にかけて見頃を迎え、開花時期は2週間くらいと短めなお花です。
夏の間、球根は眠っていて、突然花茎を伸ばし、あっという間に花を咲かせるという、独自な咲き方をするそうてす。
また、花が咲いている時には葉をつけず、花の時期が終わると葉を茂らせるのが特徴だそうです。
自然の神秘的な摂理ですね。
この時期しか見れない花! です。
そういうことを知ると、お花の見方も少し今までとは、違った見方ができます。
明日、9月20日から、彼岸入り・・・。
お彼岸とは、雑節(ざっせつ)のひとつです。
雑節とは、二十四節気(にじゅうしせっき・1年間を24等分したもの)、五節句(ごせっく・季節の節目の行事)のほかに、季節の移り変わりをより適確につかむために設けられた特別な暦日(れきじつ・こよみで定められた日)です。
彼岸は、春分(しゅんぶん・二十四節気のひとつ)と秋分(しゅうぶん・二十四節気のひとつ)を中日とし、前後それぞれ3日間を合わせた7日間のことを指し、この期間に行う仏事を彼岸会(ひがんえ)といいます。
最初の日を「彼岸の入り(ひがんのいり)」、最後の日を「彼岸明け(ひがんあけ)」と呼びます。